シーズン 66 日本代表監督選挙

シーズン 66-67 の代表監督を決める選挙が行われている。

日本代表監督に立候補しているのは現在 4 人。届け出順に、現職の oslicek (userid=5154998) 監督、Garza82 (userid=3937087) 監督、ziubelu (userid=1611899) 監督、carsi54 (userid=12718961) 監督となっている。

まだ立候補が締め切られたわけではないものの、既に選挙戦は終盤に入っており、この 4 人以外が次期日本代表監督になる可能せりは低いだろう。

Oslicek 監督の長期政権をどう評価するか

現職の代表監督が立候補している以上、当然その評価が最大のポイントとなるだろう。

チェコユーザーの Oslicek 監督は、メインクラブこそチェコに持っているものの、追加クラブを日本のリーグに持ち、さらに Hattrick International にも九州に設立した日本のクラブで参加している。

Oslicek

長く日本のコミュニティに関与していたユーザーで、現職の日本代表監督であるだけでなく、前回の選挙で当選し U21 日本代表監督も兼任している。既に 6 回日本代表監督を、U21 日本代表監督を 5 回務めており、いずれも Hattrick の日本代表史上最多である。

Oslicek 監督は才能ある比較的若い世代に経験を積ませる「黄金世代」戦略を採っており、着実に結果を出しつつある。しかしそれ故に選ばれない選手も存在し、長期に渡ってこの戦略が続くことは、そうした不遇の選手のオーナーたちの不満を招いてもおかしくはない。

これまでの日本代表監督

これまでの日本代表監督

これまでの U21 日本代表監督

これまでの U21 日本代表監督

複数の国の代表に関与することへの評価

対立候補たちにとっては、そうした Oslicek 監督 への不満票を取り込めるかどうかが鍵となる。3 人の対立候補はそれぞれ特徴が異なり、票が割れる可能性があるため、 Oslicek 監督の有利は動かないだろう。

イタリア人ユーザーである Garza82 監督の強みは、これまで複数の国の代表でスタッフとして働いてきた経験である。現在イタリアとサント・プリンシペのスタッフとして活動しており、また以前にはアイルランド代表にも関わっていた。

Garza82

ただ、代表に関する経験があることはポジティブな点だが、同時に難しさもある。お互いの U21 代表監督がもう一方の国のスタッフとなっているイタリアとサント・プリンシペの U21 代表は、現在行われている U21 ワールドカップにおいて、新興国であるために弱小のサント・プリンシペに、あえて勝ち点 3 を提供する談合と思われる試合を行って非難を浴びた。

U21 サント・プリンシペ代表対 U21 イタリア代表

Garza82 監督自身は、自分は両国の A 代表のスタッフであり、 U21 代表が行ったことには関与していないと主張し、このような行いは「非倫理的」だとしている。しかし日本代表監督に当選してもイタリアとサント・プリンシペのスタッフを辞めるつもりはないと述べており、仮にこれらの国と対戦することになったとき、実際にどのように振る舞うかは不透明だ。

クラブの経験を代表に活かせるか

Garza82 監督とは逆に、ziubelu 監督には代表に関する経験がない。一方クラブレベルでは最もユーザー数の多い国の一つであるイタリアの Serie A で優勝し、昨シーズンには Hattrick マスターズを制して世界一に輝いた。

クラブでの実績は申し分ないものの、代表の運営にはまた違った能力と経験が必要であり、当選した場合はスタッフの選出が重要となるだろう。

ziubelu

carsi54 監督はアウトサイダーか

四番目に立候補したスイスの carsi54 監督は、これまでに短期間のプレー経験はあるものの、現在のクラブで Hattrick に登録したのは 2020 年 1 月と比較的キャリアが浅く、立候補が遅れた点も考えれば、現状他の候補に遅れを取っていると見られる。

carsi54

日本での立候補を納得させられるか

oslicek 監督以外の 3 人の候補に共通する弱点は、なぜ日本代表の監督に立候補したのかという点である。3 人とも日本人でもなければ日本にクラブを持っているわけでもない。またこれまで日本代表に関わってきた経験もなければ日本のフォーラムで活動的だったというわけでもない。

自分の国で立候補すればよいのではないかと言う疑問が生じるのは無理もないことで、フォーラムのディスカッションでも指摘されている。ユーザー数の多い国の監督が、本国での当選が難しいからと小国で立候補するのは選挙のたびに見られる光景だが、日本では伝統的にこうした落下傘候補に好意的ではない傾向にある。ただ「日本が好きだから」というだけで彼らが有権者を納得させられるかどうかは難しいところである。

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