U21 日本代表、ベラルーシを破ってグループ 2 位に浮上

序盤の不調から回復して三連勝した日本

5 月 8 日、U21 ワールドカップのラウンド 1、折返しとなる第 6 回戦が行われ、U21 日本代表はアウェイで U21 ベラルーシ代表に 1 – 4 と快勝し、グループ J の 2 位に浮上した。

U21 日本代表は、初戦でベラルーシとスコアレスで引き分けた後トルコとベルギーに連敗し、一時はグループ最下位まで沈んだが、そこからホンジュラスとバルバドスに勝利し、このベラルーシ戦で三連勝となった。

U21 ワールドカップ 第1ラウンド順位表 第 6 節終了後

中途半端に前掛かりなベラルーシをカウンターで粉砕

ホームアドバンテージを活かし 2-5-3 と攻撃的なシステムを選択した U21 ベラルーシ代表。しかし試合のスタイルはバランス重視とやや中途半端なアプローチだった。これに対し日本は 100% 守備重視のスタイルで 5-3-2、ポゼッションを捨ててカウンターで両サイドからの得点を狙った。

U21 ベラルーシ代表 対 U21 日本代表 フォーメーション

もしベラルーシがより攻撃重視のスタイルだったならば、日本はディフェンスを破られもっと失点していた可能性もあったが、ベラルーシがバランス重視だったために日本のディフェンスのレートはベラルーシの攻撃レートよりも遥かに高くなった。

U21 ベラルーシ代表 対 U21 日本代表 詳細評価

創造プレイの戦術を採用していることから、ベラルーシの意図としては通常攻撃だけでなくスペシャルイベントでの得点も期待していたものと思われる。日本が守備的に来ることを見越して、そこまで攻撃重視にせずバランス重視に止めることで、ディフェンダー 2 人でもある程度は攻撃を防げると計算したのではないか。

ベラルーシはスタメンには意外性の選手が 4 人、ヘディング持ちが 3 人、すばやい選手とテクニシャンが 1 人ずつ、そして前線にはパワフルフォワードと特徴のある選手を多く起用している。日本に対して意外性とヘディング、パワフル (ただしパワフルフォワードのイベントはスペシャルイベントとはカウントされない) で有利になり、テクニシャンで同数、唯一すばやい選手だけは負けている。

U21 日本代表監督のベラルーシ戦後の会見

U 21 日本代表の oslicek (userid=5154998) 監督は、U21 ベラルーシ代表とのこの試合について以下のように述べている。

“Another big victory at World Cup! We played PIC and counterattacks again and it looks like our winning strategy despite of having playmakers in excellent shape. It is necessary to admit that Belarus was better and our victory was quite lucky.

Belarus surprised us in their last match since they played PIC. They had 0.5 level higher team spirit with the same team confidence + home advantage. Their playmakers are mostly 16+ and it was expected they play PIN due to their position in the table. It was not so difficult to choose whether we play ball possession game or counterattacks. We expected their BP around 11.5 and we simply cannot make it even closer and also with PIN. Thus all strategies were to optimize contra-lineup. 3-5-2 was more expected than 2-5-3 from them. 3-4-3 was not so expected from them, but their coach is great manager and he made this risky setup relying on our counterattack strategy. They played midfield 10 and he probably calculated that we cannot reach much more and thus chose this strategy. Very surprising for me was the situation that they decided to play creatively. Of course, they had 10 players with specialities in starting roster, but they were loosing on Quick players 3:0 and they were winning Headers significantly and Unpredictable players (offensive one were 3:0 for them and defensive were 1:1). I feel it was quite risky, but their manager decided to try it.

Match started perfectly for us. Unpredictable Masuda assisted by his long pass to goal of Tashiro. It was our first goal from special event in all previous 17 official matches this season! Belarus equalized 10 minutes later by newly enrolled attacker Badlo. The rest of first half was in our power. We received counterattack converted to free kick, then surprisingly also one normal chance and finally normal counterattack that was converted to goal. Second half started by Belarus special event. Unexperienced unpredictable player created mistake that could lead to our goal, but Yoshimura did not score his second goal today. We continued our variation in counterattacking chances. We received counterattack that was converted to indirect free kick and we scored our third goal. Another success came ten minutes later. We were awarded by another special event (corner) and we scored our fourth goal. Nippon made defensive orders than and the rest of the match was without any significant chance.

What could be done better? Well, from short-term point of view it would be better to PIN them and fight for points, but we would be in very incomfortable position for next three matches. The choice was to “sacrifice” this match and hope for some scored goal and praying for draw. Thus we placed piercing counterattacks that can have more than 50% conversion chance in both side sectors to have some chance to score goal. It was supported by defensive wall that was expected to be broken no more than one time. We were lucky in this match and we have comfortable position before decisive matches that will decide about our success or failure concerning the promotion to the second round of the World Cup.

What do you think about that? What would you play different way? Thank you very much in advance for your opinion.”

「ワールドカップでまたしても大勝利を収めました。我々は PIC とカウンターでプレーしました。プレーメーカーの調子が良かったにもかかわらず、それが我々が勝つ戦略のように見えました。しかし、ベラルーシの方が優れていたことは認めざるを得ないし、我々の勝利は非常に幸運でした。

ベラルーシは前回の試合 (トルコ対ベラルーシ) で PIC でプレーして我々を驚かせました。彼らのチームの士気は 0.5 レベル高く、チームの自信は同じで、ホームアドバンテージもありました。プレーメーカーはほとんど 16 以上で、順位表からも PIN でプレーすると思われました。ポゼッションかカウンターかの選択は難しくありませんでした。我々は相手の中盤を 11.5 前後と予想していましたが、これに迫ることはできませんし、PIN を使うこともできません。したがって、すべての戦略はカウンターのラインナップを最適化することでした。彼らは 2-5-3 よりも 3-5-2 だと予想されました。3-4-3 はそれほど考えていませんでしたが、彼らの監督は素晴らしい監督で、我々のカウンター戦略を想定してリスクの高いシステムを選びました。彼らはミッドフィールドのレート 10 でプレーしていましたが、おそらく我々がこれ以上高くできないと計算して、この戦略を選んだのでしょう。私にとって非常に意外だったのは、彼らが創造的プレイをすることを決めたという状況でした。もちろん、スターティングメンバーには特徴のある選手が 10 人いましたが、すばやい選手では 3 対 0 で負けていましたが、ヘディングや意外性の選手では大きく勝っていました (攻撃的な選手では 3 対 0、守備的な選手では 1 対 1 でした)。かなりリスクが高いと思いましたが、彼らのマネージャーはそれを試すことにしたようです。

試合は我々にとって完璧なスタートでした。意外性を持つ 増田 (Masuda) のロングパスが、田代 (Tashiro) のゴールをアシストしました。これは今シーズンの公式戦 17 試合中、初めてのスペシャルイベントによるゴールです。その 10 分後、新たに代表に呼ばれたアタッカー Badlo がベラルーシに同点弾をもたらしました。前半の残りの時間は我々がコントロールしています。カウンターからフリーキックになり、意外にも通常のチャンスも 1 回あり、ついに普通のカウンターからゴールに結びつけました。後半はベラルーシのスペシャルイベントで始まりました。経験の浅い意外性のある選手が、我々のゴールにつながる可能性のあるミスを犯しましたが、吉村 (Yoshimura) は今日 2 点目となるゴールを決め損ねました。我々のカウンターアタックのチャンスのバリエーションが続き、そのカウンターが間接フリーキックとなって 3 点目が生まれました。その 10 分後にも得点に成功しています。またしてもスペシャルイベント (コーナー) を獲得し、4 点目を決めました。日本はより守備的な指示を出し、試合の残りの時間帯には大きなチャンスがありませんでした。

もっと上手くできたでしょうか? まあ短期的に見れば、PIN で勝ち点を争う方が良いのでしょうが、続く 3 試合で非常に不利な立場に立たされることになります。選んだ選択は、この試合を「犠牲」にすることで、ゴールを期待し引き分けを祈りました。そこで私たちは、得点のチャンスを得るために、コンバージョンの確率が 50% 以上になるような鋭いカウンターアタックを両サイドのセクターに配置しました。それを支えているのが、突破されることを 1 回以下に抑えることを想定したディフェンスの壁です。この試合は運が良かったですし、ワールドカップ第 2 ラウンド進出の成否を決める重要な試合の前に、我々は有利な立場にいます。

あなた方はどう思いますか? 違うやり方でプレーしましたか? ご意見を下さい。」

U21 ベラルーシ代表 対 U21 日本代表 試合情報

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