日本代表、ホームでカザフスタンに敗れる

日本代表 1 - 2 カザフスタン代表

モルディブ戦に勝利し、アジア・オセアニアカップで 2 連勝とした日本代表は、第 3 試合、5 月 28 日にカザフスタンと対戦し、スコアでワールドカップ予選を兼ねるこの大会で初めて破れ、2 勝 1 敗となった。スコアは 1 – 2。

両チームが引いて守備を固め、主導権を譲り合う

日本とカザフスタンの双方が相手のポゼッションを予想し、どちらも自陣深くに引きこもったままイニシアティブを握ろうとせず、噛み合わない試合となった。

カウンターの取り合いは日本が勝つが攻撃力が不十分

日本は 5-3-2 でカウンター、カザフスタンは 4-4-2 でこちらもカウンターを狙っている。日本の中盤は両ウインガーが攻撃的で、ただ 1 人のインナーミッドフィルダーも右サイドに寄って攻撃力を上げている。ミッドフィールドは完全に捨てたカウンターだった。そのためアウェイでカウンターを選択しながらも中盤 4 枚のカザフスタンがポゼッションで上回ることとなった。

日本代表 対 カザフスタン代表 開始直後のフォーメーション
日本とカザフスタンのキックオフ直後のフォーメーション

ポゼッションで上回ったカザフスタンはカウンターが発動せず、一方日本も相手の 100% 守備重視の相手ディフェンスを突破するには攻撃力が足りない。得点自体は前半なかばに立て続けに両チーム合わせて 3 ゴールが生まれているものの、凡戦と言っていい。

26 分に日本がカウンターから先制したがすぐに通常のチャンスから追いつかれ、直後にハンドを取られて PK で逆転されている。

システム変更も流れを変えられず

後半日本は追いつくために 4-4-2 に移行したがポゼッションで負けている状況は変わらず、攻撃力は上昇したものの相手のディフェンスレートからすれば大きな違いはない。むしろカウンターの戦術実行能力が下がっただけチャンスは減ったかも知れない。戦術変更は機能せずに試合展開に変化はなく、そのまま 1 – 2 で負けることとなった。

日本代表 対 カザフスタン代表 システム変更前のレート
フォーメーション変更直前のレート
日本代表 対 カザフスタン代表 システム変更後のレート
フォーメーション変更直後のレート

勝ったカザフスタンも特別うまく試合を運んだわけではなく、どちらが勝つかは運次第の試合だった。

日本代表 対 カザフスタン代表 試合情報

カザフスタン戦後の oslicek 監督の会見

試合後 oslicek (userid=5154998) 日本代表監督は次のように述べている。

“First loss at our regional qualification came at coinf-flip game against Kazakhstan. I failed in their expected lineup prediction and thus two counterattacking strategies clashed. I expected that Kazakhstan will play PIN with 3-5-2 and thus we placed contra-lineup against that. 4-4-2 was also taken into account, but after analysis 3-5-2 was chosen for Kazakh’s. We did not want to use TS since our task is mainly to be somehow promoted to World Cup and I expected that we will loose BP race with Kazakhstan and thus counterattacks were chosen. There were several options for counterattacks, but 5-3-2 matched probably the best way.

I was not happy to see their lineup – they won ball possession significantly and thus more chances was expected to come to them, they had higher probabilities of special events connected with ball possession and also they had more quick players (6:5) and it looked like that this special event will be created very probably during this match. We had slight chance to score by our strongest attack (21% chance for conversion). And this miracle happened and we were leading 1:0. However, few minutes late Kazakhstan scored also from normal chance with their “strongest” attacking sector and few minutes later they were awarded by penalty and they turned score to 2:1. After simulations 34-27-39 it looks like that it was coinflip and Kazakhstan was more lucky. We were luckier till now and hopefully will be luckier again in the next matches.

What could be done better? Everything. I made some mistake in analysis – if we play 3-5-2 PIN then we will win very probably, even with PIC we would win very probably too. I think that choice of counterattack lineup (from counterattack options) was the best from simulated options, but generally counterattacking strategy was wrong for this match. It is important to remember and not repeat such mistakes again. I am sorry for that.

What do you think about that? What would you play different way? Thank you very much in advance for your opinion.”

「私たちの地域予選での初の敗北は、カザフスタンとの運任せの試合でした。私は彼らのラインナップの予測に失敗し、二つのカウンター戦略が衝突しました。私は、カザフスタンが 3-5-2、PIN で戦うと予想していたので、それに対抗する対極の布陣を組んだのです。4-4-2 も考慮に入れましたが、分析の結果、カザフスタンは 3-5-2 を選択すると考えました。私たちの任務は、ワールドカップに何とかして出場することなので、士気は使いたくなかったし、カザフスタンとのポゼッション競争に負けることも予想されたので、カウンターアタックを選択しました。カウンターアタックにはいくつかの選択肢がありましたが、5-3-2 が一番マッチしていたと思います。

彼らはボールポゼッションを大幅に獲得していたので、より多くのチャンスがあると予想されました。また、ボールポゼッションに関連したスペシャルイベントが起こる確率が高く、さらにすばやい選手が多く (6 : 5)、このスペシャルイベントがこの試合中に起こる可能性が高いと思われました。私たちの最も強力な攻撃で得点するチャンスはわずかでした (コンバージョンの確率は 21%)。そしてこの奇跡が起き、我々は 1 – 0 とリードしました。しかしその数分後、カザフスタンも「最も強い」攻撃セクターの通常のチャンスでで得点し、その数分後には PK を獲得して、スコアを 2 – 1 にしたのです。シミュレーションによると勝率は 34% – 27% – 39% となっていたので、この試合はコインを投げてどちらが出るかというようなもので、カザフスタンの方がラッキーだったようです。我々は今まで幸運だったし、次の試合でも幸運であることを願っています。

何がもっと上手くできたでしょうか? すべてです。私はいくつかの間違いを犯しました。3-5-2 の PIN を使えばおそらく勝てるだろうし、PIC を使ってさえもおそらく勝てるだろうと分析していました。私は (カウンターの選択肢の中で) ベストのカウンターラインナップを選んだと思いますが、全般的にカウンターの戦略はこの試合では間違っていました。このような間違いを二度と繰り返さないようにすることが重要です。申し訳ありませんでした。

あなたはどう思いますか?あなたならどんなプレーをしましたか?ご意見をお聞かせください。」 (編集者注: いくつか表現を修正しています)

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